依田一義の不動産情報100

閉校した元清水小(京都市東山区)のホテル活用で、所有者の京都市と公募で事業者に選ばれたNTT都市開発(東京)の基本協定書締結式が5日、中京区の市役所で行われた。今後、地元自治会を含む3者で施設運用などを協議し、2018年度の開業を目指す。
市の学校跡地活用事業で、築80年を超す旧校舎(4階建て、延べ約4200平方メートル)を初めてホテルとして改修する。客室は40室程度で、運営会社は国内企業を優先し、交渉を進めている。16年度中に両者で土地と建物の貸借契約を結ぶ方針。
式では門川大作市長とNTT都市開発の牧貞夫社長が協定書を交わした。牧社長は「京都の伝統産業や食材など多彩なコンテンツを生かし、歴史や文化を継承するホテルにしたい」と意欲を語った。門川市長は「従業員の安定雇用と京都の伝統産業の活性化を担う新たな宿泊事業のモデルにしてほしい」と期待を寄せた。

株式会社Z-ONE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です