依田一義の経済情報43

日本フードサービス協会が25日発表した9月の外食売上高は全店ベースで前年同月比1.5%増と、2カ月ぶりにプラスだった。休祝日が1日少なく、台風などの影響で天候不順が続いたにも関わらず、販促が奏功したファストフードが全体を押し上げた。

客数も1.5%増と、2カ月ぶりに前年を上回った。一人あたりの客単価は横ばいだった。

業態別で増加が目立ったのはファストフードで、「各社のキャンペーンがおおむね好調」(同協会)だった。とくに日本マクドナルドは昨年、期限切れ鶏肉の使用など一連の品質問題で客離れが進んだが、回復しつつあるという。

一方、ファミリーレストランは天候不順などが響き、売り上げが1.5%減った。業績不振などから店舗数の削減が続く居酒屋も売り上げが8.6%減少した。

株式会社Z-ONE

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