依田一義の経済情報51

厚生労働省が28日午前に発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント増の1・38倍で、1991年8月以来、25年1か月ぶりの高水準となった。

正社員の有効求人倍率は0・88倍となり、4か月連続で横ばいだった。

求人票を受理したハローワークごとの受理地別で見た有効求人倍率は、6月から全都道府県で1倍を超えていたが、9月は沖縄県が0・96倍で唯一、1倍を下回った。実際に仕事をする就業地別の有効求人倍率は、6か月連続で全都道府県で1倍を超えた。厚労省は「沖縄県は夏に観光産業の求人が増えた反動で1倍を切った。一時的な傾向だ」と分析している。

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