依田一義の経済情報56

ゆうちょ銀行が2018年1月からコンビニエンスストア大手のファミリーマートの現金自動預払機(ATM)で、手数料を原則無料にすることが28日、分かった。ゆうちょ銀が自行以外のATMで手数料を無料にするのは初めて。

ゆうちょ銀の親会社の日本郵政グループは4月にファミマと金融、物流などでお互いの資産を活用し、提携すると発表していた。

ファミマは約1万8千の店舗を持つ。ゆうちょ銀はファミマのATM手数料を無料化し、顧客の利便性を高める狙いがある。一方、ファミマも無料化で集客効果を高めたい考えだ。

コンビニ大手は顧客とのつながりを増やすため、金融事業を強化している。セブン&アイ・ホールディングスはATMの台数を増やし、海外送金などサービス機能の充実化を図っている。ローソンも三菱東京UFJ銀行と提携し、18年に銀行業への参入を目指している。

株式会社Z-ONE

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