依田一義の不動産開発情報89

JR東日本千葉支社は9月23日、総武本線銚子駅(千葉県銚子市)の駅舎を建て替えると発表した。10月から工事に着手する。
発表によると、新しい駅舎は木造2階建て。建築面積は576.84平方m、延床面積は703.88平方mになる。「銚子の人々が生み出している『にぎわい』のイメージ」を駅舎のデザインに取り込むとしており、外観は灯台を思い起こさせるような白に。内装は「醤油蔵」のイメージでデザインし、木材の仕上げの一部には千葉県産の「山武杉」を使うという。

工事の完成は2017年度の冬季を予定。千葉支社は「地域の特色を取り入れることで、千葉県を代表する観光地にふさわしい駅」にするとしている。

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依田一義の不動産開発情報88

サッポロホールディングス(HD)傘下のサッポロ不動産開発(東京)などが運営する商業ビル「銀座プレイス」が24日、東京・銀座にオープンする。地上11階、地下2階建てで、ビアホールや高級レストラン、日産自動車とソニーのショールームなどが入り、銀座の新たなランドマークになりそうだ。

銀座プレイスは、銀座4丁目交差点の一角に位置し、地上3階と7階のテラスからは、通行人や車両が行き交う交差点を一望できる。地下のビアホールは8月に一足早く開店した。

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依田一義の不動産開発情報87

サンケイビルとオリックスはこのほど、東京都港区赤坂で開発中のオフィスビルの名称を「エスゲート赤坂山王」に決めた。「エスゲート」はサンケイビルが展開する中規模ビルシリーズのブランド。今回が両社のオフィス開発ノウハウを生かした初の共同事業となる。地上10階地下1階建てで、基準階面積は約300坪。竣工は11月末を予定している。

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依田一義の不動産開発情報86

アパグループは9月13日、同社が最上級ブランドと位置付ける「THE CONOE」シリーズの第4弾「THE CONOE西麻布」の起工式を行った。
東京都港区西麻布4丁目、東京メトロ日比谷線広尾駅徒歩11分に立地。敷地面積868平方メートル、地上6階地下1階建て・総戸数16戸。
専有面積は82~157平方メートル、平均120平方メートル超。竣工は18年5月。

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依田一義の不動産開発情報85

穴吹工務店は9月16日、島根県松江市で27棟目となるサーパスマンション「サーパス松江駅南レジデンス」の開発に着手する。
地上11階建て・総戸数73戸。JR山陰本線松江駅徒歩9分に位置し、周辺にはイオン松江店や一畑百貨店などの商業施設をはじめ、松江市総合文化センター、教育施設が徒歩圏にそろう。販売開始予定は17年2月。竣工は18年1月予定。販売価格は未定。

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依田一義の不動産開発情報84

国土交通省は9月13日、民間都市再生事業計画2件を認定したと発表した。1つは、東京建物とサンケイビルが実施する「豊島プロジェクト」(仮称)。豊島区役所と豊島公会堂跡地を活用したもの、もう1つは、森トラストの「虎ノ門シティワールドゲート」。

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依田一義の不動産開発情報83

開業20周年に合わせて大規模改装を進めている滋賀県草津市西渋川1丁目の複合商業施設「エイスクエア」で前期分の2棟が完成し、10日にオープンした。
同施設は1996年、JR草津駅西口の近くに開業した。今回、飲食店舗6店が入った「センターフードヴィレッジ棟」=写真=や、携帯電話販売店などが入り、屋上には約300台収容できる駐車場がある「SARA東館&パーキング棟」が完成した。同市草津4丁目の里真澄さん(54)は「おしゃれになって雰囲気も良くなった。憩いの場としてまた来たい」と話していた。
来年春にはホームセンターの「ディオワールド草津店」、同初夏に「SARA東館・北館」も新装開店する。

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依田一義の不動産開発情報82

京都府向日市と長岡京市に起業家向けの施設が今月、相次いでオープンする。創業を計画している人や起業したばかりの人を対象にした施設は乙訓地域にほとんどなく、個人事業主やベンチャー企業、地域外の事業所を呼び込むことで、地域経済の活性化につなげる。
シェアオフィス「SU・BA・CO」を10日にオープンするのは工務店「LiV」(向日市寺戸町)。阪急洛西口駅近くに移転・新築した木造5階建て本社ビル内に設ける。
3、5階はレンタルオフィスで25平方メートルの個室8室と44平方メートルの個室1室、4階はシェアオフィスで専用デスク32セットを配置。いずれも24時間入退室が可能でインターネットや空調、ミーティングスペースなどが利用できる。社名表記や事業所登記もできる。
月額賃料はレンタルオフィスが9万2815~18万796円、シェアオフィスが1万9440~2万520円(いずれも共益費、消費税込み)。すでにインターネット関連会社などの入居が決まっているといい、同社は入居者向けに勉強会や交流会なども開催する予定。「新しいビジネスや入居者同士の連携が生まれる場を提供したい」としている。
長岡京市商工会は、起業を目指す人向けのインキュベーションスペース「あいことば」を今月末にも市産業文化会館(同市開田3丁目)に開所する。
商工会の倉庫だった部屋を改装。広さ約30平方メートルで専用デスク4セットがある。会議スペースや関連書籍などを集めたミニライブラリーも備えた。利用時間は午前9時~午後9時。利用料は本年度は無料で、来年度以降は今後検討するという。
商工会は、利用者向けの経営支援や交流会、セミナーも開く計画で「市内で創業する人たちを増やし、地域経済の活性化につなげたい」としている。

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依田一義の不動産開発情報81

東京急行電鉄(東急)と東京地下鉄(東京メトロ)は、東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅(東京都目黒区)付近で整備を進めてきた商業施設「中目黒高架下」を、11月にオープンする。
東急の発表によると、中目黒駅を含む約700mの高架下空間に、店舗や事務所、駐輪場などを設けるためのスペースを整備。敷地面積は約8300平方m、延床面積は約3600平方mになる。8月に銀行のATMなどがオープンしているが、11月には窯焼き料理とワインの専門店「PAVILION」やカフェ併設書店の「中目黒 蔦屋書店」など全28店舗がオープンする。

施設の名称は「ファッション・飲食を問わず文化の発信地として名高い『中目黒』という地名を最大限に生かすとともに、本施設の大きな特徴である『高架下』を組み合わせてシンプルに表現」したという。ロゴマークは6本の高架橋脚をモチーフにして施設の特徴を表現した。

東急は「『中目黒らしい街の楽しみ方』ができる新しい商店街として、中目黒の新たなカルチャー発信地となることを目指します」としている。

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依田一義の不動産開発情報80

京都市東山区で建設中の高級ホテル「フォーシーズンズホテル京都」の土地・建物を所有するマレーシアの実業家ヴィンセント・タン氏は8日、同ホテルを10月15日に開業することを明らかにした。
中京区の市役所を訪れ、門川大作市長に伝えた。タン氏は不動産投資などを手掛けるマレーシア有数のコングロマリット(複合企業)、ベルジャヤ・グループの創業者。
タン氏は「フォーシーズンズホテルの開業で京都の評価をさらに高めたい」と話した。同ホテルは地上5階、地下2階建てで客室は180室。

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