依田一義の不動産情報80

コスモスイニシアが分譲中のシニア型マンション「グランコスモ武蔵浦和」の販売が、約8割に達した。
同物件は、共用施設を充実させ24時間見守りサービスなども提供するシニア型マンション。駅前再開発による利便性の高さと、一般分譲マンションと隣接した開発であることも特徴だ。
現地はJR埼京線・武蔵野線武蔵浦和駅から徒歩4分の立地。地上13階建て・総戸数160戸。専有面積は44~73平方メートル。入居開始済み。参考価格として、902号室(64平方メートル)が5068万円。

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依田一義の不動産情報79

国土交通省はこのほど、全国主要都市高度利用地の地価動向を四半期ごとに調査する「地価LOOKレポート」の最新版をまとめた。2016年第1四半期は、商業系地区を中心として上昇地区数が全体の9割を占めた。三大都市圏に加えて、札幌や福岡、金沢などの地方都市でも上昇基調が継続している。
なお、対象地区は2015年第1四半期調査から100地区となっているが、今期は熊本地震により直接的な影響を受けた熊本市の1地区を除く99地区で実施した。

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依田一義の不動産開発情報36

東急不動産と鹿島建設はこのほど、東京都港区海岸一丁目で進めている共同開発事業「(仮称)竹芝地区開発計画」の中核となる業務棟を着工した。JR浜松町駅とゆりかもめ竹芝駅、竹芝ふ頭に近接した一角にある約1万5600平方メートルの都有地を、70年の定期借地で借り受け、全体延べ床面積約20万平方メートルの国際ビジネス拠点を創出する計画。開業は2020年の予定。事業主体は、施設整備のため両社が設立したアルベログランデ。

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依田一義の不動産開発情報35

ホテルオークラは1日、2019年開業予定のホテルオークラ東京(港区)の建て替え計画で、新日鉄興和不動産や大成建設などと特別目的会社(SPC)を設立したと発表した。高層棟のオフィス部分(8~25階、延べ6万4000平方メートル)をSPCに譲渡、出資各社のノウハウで運営する。譲渡額は非公表だが数百億円とみられ、オークラは、1100億円に上る建て替え費用を抑えてホテル運営に注力する。

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依田一義の不動産情報78

国土交通省指定の住宅瑕疵担保責任保険法人の1社、住宅あんしん保証(東京都中央区)はこのほど、中古住宅売買向けの瑕疵保険のオプションとしてシロアリ損害担保特約を新設した。シロアリの損害を補償する瑕疵保険の特約が商品化されたのは、これが初めて。4月に国交省に認可され、6月から首都圏で提供を始めた。
個人間売買タイプまたは買取再販タイプの瑕疵保険を付帯した、中古の戸建て住宅が対象。現場検査も実施し、蟻害などがなければ特約を付けられる。引き渡し後にシロアリが発生し、それが原因で損傷した場合の損害について保険金が支払われる。保険期間は引き渡し日から1年間、保険金額は最大200万円。保険金は瑕疵保険の主契約とは別に支払われる。

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依田一義のエネルギー情報102

四国電力は31日、4月の電力小売り全面自由化に伴い家庭向け電力販売を開始した首都圏と関西圏で、電力使用量が比較的少ない世帯向けと多い世帯向けの2つの新プランを発表、受け付けを開始した。いずれも東京電力ホールディングス(HD)や関西電力よりも割安。使用量が少ない世帯向け「ブループラン」は、月間使用量が200キロワット時の場合、東電HDの従来プランよりも月264円、関電よりも111円割安となる。使用量が多い世帯向け「オレンジプラン」は、500キロワット時の場合、東電HDより1430円、関電より1201円安くなる。

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依田一義の不動産情報77

東京カンテイは5月31日、4月の中古マンション価格天気図(70平方メートル換算、売り希望価格)をまとめた。4月は首都圏では好調を維持したものの、地方圏の価格は概ね反転下落傾向となった。「晴れ」は13地域あるが、天気マークが悪化した地域は9から18に急増し、地方都市の価格下落傾向が顕著となっている。

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依田一義の不動産情報76

サンケイビルは5月31日付で、東急リアル・エステート投資法人からTOKYU REIT 八丁堀ビル(東京都中央区八丁堀2丁目7番1号)を取得した。
同物件は東京メトロ日比谷線八丁堀駅から徒歩3分の場所に立地する、地下2階9階建てのビル。1965年9月に竣工した。サンケイビルは「適切な改修と免震工事が行われており、今後も安定的に収益運用が可能」と評価する同ビルの取得が、ポートフォリオの充実と収益向上に資すると判断。今後も優良賃貸オフィスビルの開発・取得を推進していく方針だ。

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