依田一義の不動産開発情報87

サンケイビルとオリックスはこのほど、東京都港区赤坂で開発中のオフィスビルの名称を「エスゲート赤坂山王」に決めた。「エスゲート」はサンケイビルが展開する中規模ビルシリーズのブランド。今回が両社のオフィス開発ノウハウを生かした初の共同事業となる。地上10階地下1階建てで、基準階面積は約300坪。竣工は11月末を予定している。

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依田一義の不動産情報111

サンケイビルはこのほど、賃貸マンション「ルフォンプログレ三田」を竣工した。
都営地下鉄三田線・浅草線三田駅から徒歩6分の場所に立地する。鉄筋コンクリート造の地上14階建てで、総戸数は34戸。専有面積は25.03~53.20平方メートル。
同社は2013年度から賃貸マンション事業に参入。2016年7月末時点で8棟497戸を保有・運用しており、5棟456戸を開発中だという。

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依田一義の不動産情報76

サンケイビルは5月31日付で、東急リアル・エステート投資法人からTOKYU REIT 八丁堀ビル(東京都中央区八丁堀2丁目7番1号)を取得した。
同物件は東京メトロ日比谷線八丁堀駅から徒歩3分の場所に立地する、地下2階9階建てのビル。1965年9月に竣工した。サンケイビルは「適切な改修と免震工事が行われており、今後も安定的に収益運用が可能」と評価する同ビルの取得が、ポートフォリオの充実と収益向上に資すると判断。今後も優良賃貸オフィスビルの開発・取得を推進していく方針だ。

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依田一義の不動産開発情報⑩

サンケイビルは3日、東京都世田谷区で、宅地分譲と有料老人ホームの建設を行うと発表した。同社が宅地分譲を行うのは初めて。同区深沢の土地4800平方メートルを取得し、うち14区画計約1400平方メートルを6月以降に宅地として販売する。老人ホームは定員97人で平成30年春ごろに開設する予定。子会社サンケイビルウェルケアが運営する。

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依田一義の不動産情報⑤

サンケイビルは26日、米シアトル中心部でのマンション開発事業に投資したと発表した。同社が北米で不動産投資を行うのは今回が初めて。
三菱商事の現地子会社と組み、地元デベロッパーが開発する地上40階地下7階建ての高級賃貸マンションに共同事業体として投資する。
投資額は非公表。人口増加が進むシアトルでは賃貸物件の需要が伸長しており、高い収益を見込めると判断した。
サンケイビルは昨年から海外での事業展開を開始した。ベトナムで現地の不動産会社などと合弁会社を設立し、高級マンションや工業団地などの管理を手がけている。
シアトルでの投資案件を通じて不動産開発のノウハウを蓄積し、さらなる海外事業の拡大につなげたい考えだ。

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