依田一義の不動産情報169

グランドプリンスホテル京都(京都市左京区)と、びわ湖大津プリンスホテル(大津市におの浜)は4日、全客室で初の大規模改装を行うと発表した。訪日外国人観光客の増加を受けて快適性を高め、国際会議の参加者や北米観光客らの取り込みを目指す。
グランドプリンスホテル京都(全310室)は2~8階を「ロイヤル」「エグゼクティブ」「デラックス」とタイプ分けし、2017年1月~18年3月に順次リニューアルする。同ホテルは外国人客のうちアジア客の割合が高く、今後はベッドを大きくするなどして北米客を増やす。
びわ湖大津プリンスホテル(全528室)は5~35階のフロア名を「EIZAN」「スカイ」「レイク」と分け、今年12月から18年3月にかけて順次改装する。湖に近い立地やホテル内の大規模会議場を生かし、リゾート客や国際会議参加者の取り込みを目指す。
両ホテルとも客室単価を3割程度引き上げるのが目標という。両ホテルを運営するプリンスホテル(東京)を傘下に持つ西武ホールディングス(HD)の後藤高志社長は「京都、大津の観光資源を生かし、自治体や地元住民と連携し、地域を活性化させたい」と述べた。

株式会社Z-ONE

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