依田一義の経済情報39

日銀が24日発表した10月の主要銀行貸し出し動向アンケート調査によると、7~9月期の資金需要の強弱を示す指数(DI)は個人向けがプラス10と、7月の前回調査から4ポイント低下した。悪化は3四半期ぶり。日銀のマイナス金利政策導入後に増えた住宅ローンの借り換えが一服した。

一方、企業向けのDIはプラス6と7月調査から2ポイント上昇し、3期ぶりに改善した。今後3カ月間の見通しは企業向けがプラス3、個人向けがプラス4となり、いずれも7~9月期より悪化すると見込んだ。

株式会社Z-ONE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です