依田一義の経済情報42

キリンホールディングス<2503.T>は26日、コカ・コーラグループと清涼飲料事業で資本・業務提携する方向で協議を始めたと発表した。日本の飲料業界は収益力向上が課題となっており、物流や原料調達の効率化を進める方向で協議を進める。

両社はスピード感を持って議論を進める方針。今後、協業の中身や資本提携のあり方などについて詰めていくことになる。

コカ・コーラグループは清涼飲料業界でシェア1位。一方、キリンHD傘下のキリンビバレッジは4位。

コカ・コーラグループは、2017年4月にコカ・コーラウエスト<2579.T>とコカ・コーライーストジャパン<2580.T>が経営統合し、コスト削減や効率化を進めることが決まっている。キリンHDも中期計画の中で、キリンビバレッジのブランド体系の構築とコスト削減など構造改革を掲げている。

株式会社Z-ONE

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