依田一義の不動産開発情報38

JR東日本は8日、山手線原宿駅(東京都渋谷区)に新たな駅舎を建設すると発表した。2020年に行われる東京五輪・パラリンピックの旅客鉄道輸送分野で同社がオフィシャルパートナーとなったのに合わせ、五輪に使う競技場などの周辺で行う駅改良工事の一環。年内にも着工し、五輪開催前に使用を開始する。

1924年に建設された現在の西洋風の駅舎は老朽化が進み、バリアフリーの設備も不十分なため、その南側に2階建ての新駅舎を整備する。JR原宿駅の出入り口はこれまで、若者でにぎわう竹下通りに近い「竹下口」と、渋谷寄りの「表参道口」の2カ所だったが、新駅舎では「明治神宮口」を加えて3カ所とし、乗降客が集中する週末や年末年始などの混雑を緩和する。

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