依田一義の不動産情報116 国土交通省が29日発表した2016年1~6月(上半期)の新設住宅着工戸数は、前年同期比5.2%増の46万3469戸だった。 2年連続の増加。相続税の負担軽減策として、アパート用建物に投資する人が増えており、「貸家」が好調だった。 主な内訳は、貸家が8.7%増の19万2572戸。注文住宅など「持ち家」は1.9%増の13万7534戸。マンションなど「分譲住宅」は4.0%増の13万0291戸だった。国交省は「貸家の好調はしばらく続く」とみている。