依田一義の海外不動産情報11

三井不動産と三井不動産レジデンシャルはこのほど、シンガポールに設立した共同出資会社「三井不動産アジア」を通じて、タイ・バンコクで新たに3物件・約2100戸の分譲住宅を販売すると発表した。地元住宅ディベロッパーの「アナンダ社」とパートナーを組む。これで、三井不動産グループのバンコクでの分譲住宅事業は、合計12物件・約1万100戸となる。

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依田一義の不動産開発情報62

東京都はこのほど、東京2020五輪・パラリンピック競技大会の選手村となる晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業(中央区)の建築者予定者を、三井不動産レジデンシャルを代表会社とする11社で構成するグループに決めた。再開発事業施行者である都に代わって、大会時に選手用の宿泊施設として一時使用し、大会終了後に住宅となる建物を建築する民間事業者(特定建築者)を募集していた。応募したのはこの1グループのみだった。
事業者グループは三井不レジのほか、エヌ・ティ・ティ都市開発、新日鉄興和不動産、住友商事、住友不動産、大和ハウス工業、東急不動産、東京建物、野村不動産、三井不動産、三菱地所レジデンスの10社。

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依田一義の不動産開発情報⑧

三井不動産レジデンシャルや丸紅、森ビルは1日、横浜市の中心街に地上58階建てのタワーマンションを建設すると発表した。
約1200戸分の分譲住宅を設け、高層階には展望ラウンジを併設したホテルも導入する。10月に着工し、2020年1月の完成を目指す。
ホテルや分譲マンションなどを併設したタワー型は珍しい。みなとみらい線の馬車道駅(横浜市)前に建設する。敷地面積は1万3135平方メートルで、延べ床面積は16万8200平方メートルとなる見通し。住居機能は5~45階と52~58階に設け、46~51階に宿泊施設をつくる。低層部は商業施設とする。
マンションの開発地域内にある近代建造物を生かした建設を進める。かつて生糸などを保管していた倉庫や事務所棟の一部を活用しながら、いずれも文化交流機能を導入する予定だ。

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