依田一義のエネルギー情報102

四国電力は31日、4月の電力小売り全面自由化に伴い家庭向け電力販売を開始した首都圏と関西圏で、電力使用量が比較的少ない世帯向けと多い世帯向けの2つの新プランを発表、受け付けを開始した。いずれも東京電力ホールディングス(HD)や関西電力よりも割安。使用量が少ない世帯向け「ブループラン」は、月間使用量が200キロワット時の場合、東電HDの従来プランよりも月264円、関電よりも111円割安となる。使用量が多い世帯向け「オレンジプラン」は、500キロワット時の場合、東電HDより1430円、関電より1201円安くなる。

株式会社Z-ONE

依田一義のエネルギー情報⑤

四国電力は23日、電力小売りが全面自由化される4月から、首都圏と関西圏で電力販売を始めると発表した。
大手電力で小売りの域外販売を始めるのは中部電力に続き2社目。四国では人口減など今後の需要増は見込みにくいことが背景にあるとみられ、電力需要が多い2大都市に進出する。
料金プランは、家庭用「オリーブプラン」と、事務所・商店など小規模業務用「イエロープラン」。オリーブプランは、月間使用量300キロワット時までを7800円の定額料金に設定する。
料金比較モデルでは、月間使用量が300~500キロワット時の場合、東京電力の現行料金より3.9~4.6%安くなるという。
首都圏では東電の現在の料金制度で30アンペア以上を契約する顧客を対象にする。3月1日から申し込みを受け付ける。

株式会社Z-ONE