依田一義の不動産情報75 国土交通省が31日発表した4月の新設住宅着工戸数は前年同月比9.0%増の8万2398戸となり、4カ月連続のプラスとなった。 相続税対策としての投資が増えているアパートなどの「貸家」が16.0%増となり、全体を押し上げた。 「貸家」は3万5504戸と、6カ月連続でプラス。「分譲住宅」はマンションと一戸建て住宅がともに好調で、9.0%増の2万3029戸。一方、景気動向を反映しやすい、注文住宅などの「持ち家」は1.2%増の2万3567戸にとどまった。